皆さんこんにちは旅ねこです♪
先日泊ってきた、群馬県は四万温泉の積善館のレポートになります。
このお宿は国の登録文化財指定と群馬県の重要文化財指定を受けている、歴史を感じさせてくれる重厚感のあるお宿で、以前から一度行ってみたいなと思っていたのが今回実現する運びとなりました。
アクセス・外観
地図の左上に積善館が見えます。正直公共交通機関で行くには不便な立地で、今回私は日光で宿泊した翌日にレンタカーで3時間近くかけて丸沼高原を抜けて来ました。
宿の手前2~3kmで、いきなり走行中に千と千尋の神隠しのメロディが鳴り始めてビックリしましたが、私の住む近畿地方にあるびわ湖大橋とおんなじ様に、道路に筋目が入っていて、そこを車が走行するとメロディが鳴り始める『メロディライン』が設置されていました。
では、千と千尋の神隠しのモデルの一つと云われている外観を昼間と夕暮れ時バージョン両方でご覧下さい。
いや~、やっぱり真っ暗になる直前の夕暮れ時の情景が一番いいですね~。
分かる、わかりすぎるよ、この雰囲気♬って、思っちゃいました(=^・^=)
館内
皆さんお車で行かれる方が大半と思いますが、とにかく道が狭い(>_<)
前から対向車が来たらどうしようって思いながら、ホントにこの道で合ってるんかなと不安になりつつお宿へ向いました。
無事宿の前に到着するも、鉄筋コンクリート造りの佳松亭の前に着いたため、違う宿かと一瞬お出迎えの人にお宿名を聞いて合ってますかって聞いちゃいました。
佳松亭の入り口。
入ると近代的な造りのロビーとフロントがお出迎え。ここが5Fになります。私の泊る本館や山荘へはこの奥のエレベーターを乗り継いで向かう事に。
ロビーを進むとレストランが。こちらは佳松亭の宿泊者専用です。エレベーターで3Fへ降りると山荘になります。
何これ?って思う刑務所の様な雰囲気漂う廊下を潜り抜けると、山荘から本館3Fへ辿り着きました。結構迷路でした(笑)
3館のお風呂をくまなく入りに何度か足を運んでようやく位置関係が分かりましたが、ラビリンス(迷宮)でしたね~(^^)
ついに帳場へ到着です、おめでとう~🎉って感じでした(笑)
前に出るとホームページで見てた建物が。
部屋
今回一人旅で取れた予約は本館壱番館の湯治部屋でしたので、先ずはそちらから。それ以外はホームページから画像をお借りしています。
本館
壱番館湯治部屋
床下を温泉が流れる天然床暖房1名部屋がこちら。
う~ん、病室チックですね~(;^_^A。今回はヤフートラベルで2食付き10,600円のお安いお値段でしたので文句はございません。他に2名部屋もあります。
今回は刺繡タオル付プランでしたので、通常の宿名がプリントされたタオル+こちらの高級感のある宿名が刺繍されたタオルを頂けました(^^♪
日本最古の木造湯宿建築と伝えられる建物で、群馬県の指定重要文化財に登録されているそうです。昔ながらの湯宿の雰囲気を残したまま、何度か増築や改築をして現在の形になりました。
ここ最近は楽天・じゃらん・yahooトラベルと比較して総合的に見てヤフーがオトクな場合が多い様に感じますね~(^^♪。
山荘
山荘は5タイプのお部屋があります。こちらが利便性と雰囲気のバランスが取れていて良さそうですね。
五ツ星客室の3タイプはそれぞれ源泉かけ流しの半露天風呂が設置されているという贅沢な造りになっています。【大正モダン 和洋特別室】【角部屋 和洋特別室】【次の間付 和洋特別室】
次の間付和洋特別室に泊まりたかったです~( ;∀;)
佳松亭
佳松亭は全部で6タイプ。近代的な造りの新しい設備が整った館のお部屋です。旅ねこ的には山荘が好みですが、こっちの方がいいって方も多いとは思います。
部屋風呂で温泉付きは3タイプ、【最上階 貴賓室】【杜・和ふ・波】【モダン和洋特別室】です。
温泉
四万温泉の特徴は4つ⓵四万もの病に効く⓶胃腸にいい⓷美肌の湯⓸飲泉可能
お湯に入った感想は、優しい肌触りで翌日の胃腸の具合も非常に良かったです。まあ、お酒も飲まずに湯治の簡素な夕食のみで寝たのもあるのかも知れませんが。
本館:元禄の湯
こちらが私が宿泊した本館壱番館からすぐの元禄の湯です。今は片方ずつ改修工事中のため、時間制で男女入れ替えでの利用でした。
今回3館4つの湯を巡りましたが、ここのお湯が一番効能が感じられた様に思います。実際、一番湯量豊富でかけ流しがはっきりわかったのがこちらの浴槽でした。
画像はホームページからお借りしています。誰もいなかったんで撮りたかったんですが、まあその辺はやはりマナーを守りべきですから♪
いや、ホントいいお湯でしたよ(=^・^=)
本館:岩風呂
こちらもホームページから画像をお借りしています。
同じく本館の岩風呂です。こちらは混浴ですが、女性はかなり入るの勇気要りますね。脱衣所からして、手前の男用の前を通りがかるとのれんの隙間から着替えが見えちゃいますし、清潔感もここが一番劣ります。
山荘:山荘の湯
山荘の湯の脱衣所。貸切風呂なんで、こちらは画像は自前です。
ここもなかなかの雰囲気です。
佳松亭:杜の湯
ここは新館の大浴場だけに、一番設備も整ってキレイで大きかったです。私的にはそんなに心惹かれる大浴場では無いんですが(笑)画像は全てホームページよりお借りしてます。
杜の湯の露天風呂。広々として開放感がありました。
杜の湯の手前の渡り廊下を出て少し歩いたところにある、有料貸切風呂。
とにかくお風呂の数が多いんで、全制覇するのは大変です。私は今回有料の予約制貸切風呂以外は全て回りましたが、次回再訪時には元禄の湯と杜の湯2か所でいいかなと思っています。
食事
今回は湯治プランでしたので、夕朝食共に箱膳式の簡素なものになっています。料理は出したお値段次第ですから、ここが旅館がホテルと違ってどの料金プランで予約するか難しいところですね。
夕食
なかなかオシャレな箱膳が・・開けてみましょう♬
うん、多すぎず少なすぎず、丁度良い塩梅ってやつですかね。湯治にはぴったりです。
お味も濃すぎず優しい味付けでよかったです。
この後はお部屋に帰ってぐっすり(つ∀-)オヤスミー
朝食
朝食はご飯かお粥か選べましたので、お粥にしてみました。塩粥で私的には、ちょい塩味が強かった様に思いましたが、美味しく頂けました。
まとめ
今回はいくつかの予約サイトを比較した結果、最近オトクな料金が良く出ているyahooトラベルに軍配が上がったので、こちらを利用して宿泊することになりました♫
雰囲気とお湯の良さを求めて群馬県まで足を延ばしましたが、来てよかったなというのが偽らざる感想です。
ホントは更に欲張って、河原湯まで狙ってたんですが、コロナのせいで休止中でしたのでやむなく断念となりました。
その他四万温泉の食事や入浴、観光情報は、『四万温泉協会』のホームページで確認しましょう。
さあ、次は万座かそれとも草津か・・・。
では、又次の記事でお会いしましょう(@^^)/~~~
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