アイスホッケーの観戦の楽しみ方とルール解説

皆さん、旅ねこです。いかがお過ごしでしょうか?

今日はアイスホッケーを楽しく観戦するためのルールについて解説していきたいと思います。

アイスホッケーは1ピリオド20分が3ピリオド行われます。

目次

フェイスオフ(サッカーで云うところのキックオフ)

試合の開始時と及び反則などで試合が中断されて試合を再開するときに行われます。リンク内に設けられたサークル内で、両チームの選手一人ずつの中間に審判がパックを投入します。

得点

黒い硬質ゴムで出来たパックをゴールへ入れると1点となります。判定はゴールラインを完全に越えているかどうかで判断されます。

パックはスティックで入れるだけでなく身体に当たって入ってもOKですが、わざとパックを手で投げたり、足で蹴って入れたものは得点にはなりません。
ゴールの前にある青く塗られた半円(ゴールクリーズ)に入ってシュートしたり、別の選手がシュートしたときに、味方の選手がそのゴールクリーズ内に入っていたりすると得点は認められません。

選手交代

氷上には6人。 ほとんどの大会のベンチには22名まで入ることが出来、 その内ゴールキーパーは2人までベンチに入れます。 世界選手権など、国際ルールは、22人がベンチ入り可能です。

ルールより多い7人が氷上に出出てしまう反則を取られてペナルティを受けます。 氷上にいる6人は、通常はゴールキーパー(GK)とディフェンス(DF)2人、フォワード(FW)が3人です。 しかし、6人全部フォワードでも問題ないため、 ゲームの終わり頃には、得点する為ゴールキーパーの代わりに得点力がある選手を入れる「6人攻撃」をすることもあります。

第3ピリオド終盤に追いつくために一か八かの賭けで行われる場合が一つ。もう一つは反則があった場合です。この場合相手チームに反則された側がパックをキープしている間はゲームが続行されます。

相手にパックが渡った時点でホイッスルが吹かれてペナルティーが課せられるため、相手にシュートされる心配がないからゴールキーパーが引っ込んで、代わりに攻めるための選手が出すことになります。そのまま得点するとその時点で相手のペナルティは帳消しになります。

ペナルティ(反則)

フッキング:スティックで相手の足を引っ掛けた場合。

ハイスティック:スティックのブレードを肩より上に上げた場合。

ホールディング:相手の体を抑え込んだ場合。

アンスポーツマン・ライク・コンダクト:スポーツマンらしくない行為や発言を行った場合。

ホールディング・ザ・スティック:相手のスティックを手で掴んで抑え込んだ場合。

クロスチェッキング:スティックを両手で持ってボディチェックを行った場合。

エルボーイング:肘打ち。

チャージング:3歩以上助走をつけてボディチェックを行った場合。

ボーディング:ボードに相手の体を激しく叩きつけた場合。

ダイビング:相手からボディチェックを受けた際などに、意図的に転倒するなど大げさに振る舞った場合。

ラッフィング:相手選手などを殴ったり、乱闘を起こした場合。

トゥ・メニー・メンバー:規定より多い人数がプレイに参加した場合。選手交代時ベンチに引き上げる選手より先に出場する選手が出てプレーに参加した場合。

ディレイ・オブ・ザ・ゲーム:ゲームの進行を妨げたり、意図的にパックをリンクの外に出した場合。

ペナルティを犯すとペナルティボックスに入れられ、一定時間出場が出来なくなります。

下に行くほど悪質さを増すため、ペナルティも厳しくなります。命に係る様なペナルティは減らしていかなければなりません。

ペナルティショット

ゴールキーパーと向き合ってプレイヤーがシュート体制に入っている時に反則を犯したとレフェリーが判断した時、ペナルティショットが与えられます。

その際反則されたチームは、ペナルティショットか2分間のパワープレーを選択できる。 普通はペナルティショットを選びますが、サッカーのペナルティキックに比べるとゴールの確率は低くなっています。

アジアリーグなどでは延長戦をしてもまだ同点の場合に、サッカーのPK戦のように、ペナルティショット(ゲームウィニングショットと呼びます)で勝敗を決めることもあるんだよ。

オフサイド

相手側のブルーラインをパックより先に超えた場合。手前に戻されてフェイスオフが行われる。

アイシング・ザ・パック(アイシング)

センターラインより手前から相手ゾーンへパックを打ち込んで、誰にも触れずにゴールラインを超えた場合。

※NHLのルールではゴールラインを越えて最初に打ち込んだ側のプレーヤーが触った場合はそのままゲームが続行されます。この点は国際ルールとは異なっています。

センターラインパス

NHLでは攻撃側は自陣から攻め入るとき、自陣のブルーラインとセンターラインの2つをまたいだパスが出来ません。
2つの線をまたいではいけないことから、「ツーライン」と呼びます。
国際ルールでは現在廃止されています。

観戦マナーとまとめ

⓵ゲーム中は後ろの人がゲームを観るのに邪魔にならないように、興奮して立ち上がらない。

⓶フェイスオフまでは賑やかに騒いでいても、始まった瞬間に静かになってゲームに集中する。

⓷ホームチームが優勢になった時は応援し、敵チームの反則時などは(・´з`・)ブー、というブーイングをしましょう♪

アリーナ一体となってホームチームを応援するのがNHLをはじめホッケーの醍醐味です。日本とNHLでは鳴り物の有無など応援方法も違いますが、基本野球やサッカーなどと比べると、ゲーム中はゲームに集中するのがホッケースタイルになりますね。

以上、少々文字が多い記事になったかもしれませんが、アイスホッケー(NHL)を楽しんでいただく一助になればと思い、ルールの解説記事をアップしてみました。

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この記事を書いた人

一匹旅で各地を転々とする旅ねこです。
勤めネコですが、仕事を含め国内、海外を問わずグルメや温泉をとことん満喫し、旅の出会いを楽しんでいます。若かりし頃情熱を燃やしたアイスホッケーを今も愛しており、アメリカ・カナダに行った際には必ずNHLを観戦しています。
I am travel cat . I am a cat who loves delicious food and hot springs.
I still love passionate ice hockey when I was young, and I always watch NHL when I go to the United States and Canada.

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