
皆さん、いかがお過ごしでしょうか?
コロナのせいで、未だ他都道府県への移動が自粛されていますが、この期間を使って偉大なるホッケーの神様の足跡を辿ってみようと思いつき、今回ご紹介させて頂こうと思います。
ウェイン・グレツキー紹介
カナダオンタリオ州出身の彼は、ウクライナ系カナダ人で、NHLではエドモントン・オイラーズでスタンレーカップを4度獲得した時の中心選手として活躍し、ロサンゼルス・キングスへの移籍の際にはカナダ国会で移籍の阻止が議題として持ち上がったほど成績・人格共に傑出した選手でした。
その後、キングスではスタンレーカップを獲るだけの補強が難しいこともあり、再度のスタンレーカップ獲得を目指してニューヨーク・レンジャーズへ移籍。
長野オリンピックでもまさかの4位に終わり金メダル獲得の夢かなわず、スタンレーカップの再度の戴冠というもう一つの夢にも届かぬまま、1998-1999シーズン終了と共に、その輝かしいキャリアを終えることとなりました。


夢をありがとう!私がカナダで最後のシーズンを見に行った時に現地で購入した新聞です。
記録一覧
1.生涯獲得ポイント 2857ポイント
2.生涯獲得アシスト 1963ポイント
グレツキーの最大の特徴であるアシストに於いては他のプレーヤーの追随を許さない数字で、
2位に700ポイント以上の大差をつけています。
3.シーズン最多ゴール 92ゴール
4.50ゴール達成最小ゲーム数 39ゲーム
5.50ゲームでの得点数 61ゴール
次点はマリオ・ルミューの54ゴールです。
6.最多連勝記録 51ゲーム
7.シーズン最多ポイント215ポイント
8.シーズン最多アシスト163ポイント
9.シーズン40ゴール 12シーズン連続
10.シーズン100ポイント 15回
11.シーズン100ポイント連続 13回
12.3点以上獲ったゲーム数 50回
13.1シーズンに3ゴール以上回数 10回
14.500ゴール到達までのゲーム数 575ゲーム
15.1000ポイント到達までのゲーム数 424ゲーム
16.プレーオフでの生涯獲得ポイント 382ポイント
17.プレーオフでの生涯獲得ゴール 122ゴール
次点マーク・メシエ109ゴール、ブレット・ハル103ゴール
18.プレーオフでの生涯獲得アシスト 260ポイント
次点マーク・メシエ186ポイント、レイ・ボーク139ポイント
※ボークはディフェンスマンのため、これはかなりすごいです!私は自分がDFだったこともあり、ボークのファンでした!
19.1シーズンのプレーオフでの獲得ポイント 47ポイント
20.3点以上獲ったプレーオフシーズン 10回
21.連続スコアリングタイトル 7回
22.MVPアワード連続数 8回獲得
23.シーズン最多アシスト7回
いや・・・すごすぎですね。もう圧巻です。
下にグラフを作ってみました。

ザ・グレートワンからザ・ネクストワンへ!
MVPを9度(連続で8回)とスタンレーカップ4度獲得など、輝かしい記録を打ち立てた神と称されるグレツキーは『ザ・グレート・ワン』と称されていますが、2010年にピッツバーグペンギンズのシドニー・クロスビーが19歳8か月で史上最年少ポイント王に輝き、オリンピックでも2度の金メダルを獲得するなど、グレツキーの記録を塗り替えた事で『ザ・ネクスト・ワン』と呼ばれてカナダ国民の期待を背負っています。
NHLは人気も高く、遂に2年後のシーズンからは32チーム目がシアトルに誕生予定です。
人気チームはチケットを確保するのも大変ですし、値段も大リーグやNBAなどと比べても高額ですので、中々現地へ見に行くのは難しいですが、一度観ればホッケーをしたことが無い人でもはまる事請け合いです。
今回はNHLの生ける歴史とも言うべきウェイン・グレツキーの足跡を辿ってみましたが、記録だけでは語り切れない素晴らしいスポーツ選手であったことは間違いありません。
今も彼が長野オリンピックで敗退した時と、最後のシーズンの寂しそうな後姿が私の目に焼き付いていますが、NHLを見るたびに熱い想いが胸をよぎります。
さあ、偉大なる先人によって打ち立てられた数々の記録を超えようとする現役プレーヤーたちの熱い戦いを観に行こうではありませんか!
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