新型コロナウイルスによる今後の海外旅行への影響

皆さん、新型コロナウイルスのせいで外出もままならない日々が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか?

私も国内、海外への予定は全て取りやめて(かなり先の海外はまだキャンセルしていませんが)このパンデミックの収束を待っている状態です。

旅ねことしてはなんとも困った状況にありますが、私自身歴史を学んだ者として興味をひかれた、歴史学者としての視点から書かれた、知の巨人『ユヴァル・ノア・ハラリ』氏のTIME誌への寄稿文を読んだり、イギリスのジョンソン首相が、ゲームチェンジャーと呼ぶ抗体検査などについて資料を読み漁る日々を送っています。

私は医学については全くの門外漢ですが、旅行に携わるものとして今後の展望について考察していきたいと思い、敢えてコロナをテーマにした記事をアップしてみました。

新型コロナウイルスの抗体検査について

現在日本では抗体検査については検査キットが既に開発されていますが、未だ抗体検査を積極的に行う方針は出されていないのが現状です。

新型コロナに一度感染した人は抗体が出来て一定期間他人からの感染や他人への感染が起こらない、というのでドイツやイギリスでは陽性証明を出してその人たちから通常通りの日常に戻ってもらい、生産や流通などを担ってもらうという流れを作ろうとしています。これは私的にも同感でしたので、何故日本の中でこの議論が殆どないのか不思議な気がします。

PCR検査について

これについては海外の国と比べて検査数が少ないと言われています。これが本当なのか、初期段階だけで今はそうではないのか検証する必要がありますね。

新型コロナウイルスの感染拡大が収束後の渡航制限解除について

ここからが私の私論になりますが、先ず上記の抗体検査とPCR検査が実際に他国より大幅に少ない場合、今後の私たちの海外旅行への影響が大きくなることが予想されます。

抗体検査の欄でも触れましたが、ヨーロッパでは感染が拡大している点と、抗体検査が積極的に展開されようとしている点から、結果抗体を持つ人の数が多くなります。そうなると、抗体を持つ人の割合が増えて移動制限が段階的に加除されていくことになるでしょう。

その結果、ヨーロッパ域内やアメリカなど感染者が多く出た地域同士での行き来も制限が徐々に解除されていきますが、感染者が少ない地域や抗体検査が実施されておらず抗体保持者の割合が少ないと見做された地域の国々からの渡航制限がなかなか解除されない事態が想定されます。

その理由は明確で、無症状感染者が数多くいる可能性のある国から感染者を入れる事で自国の未感染者への感染リスクが出る点、そして未だ感染していない人達が入ってくることで、それらの人々が自分たちの国で発症した場合に自国の病床が埋まってしまい足りなくなる恐れがあるためです。

 

では、私たち日本人はそういった選別時にどう判断されるか、というのが非常に気になるところです。

現状日本の感染者は比較的緩やかな増加に留まっていますが、これは感染者数の少なさに直結しています。

そして抗体検査が現在殆ど行われていない点を考慮すると、他国から見て感染予備軍と無自覚感染者が多数いる国として認識されてしまうのではないかと危惧を抱いている次第です。

治療薬が無い今、積極的に感染して死のリスクを取るわけにもいかず、何故か抗体検査に全く積極的でない事にもどかしさを感じる最近です。

旅に出ることが出来ず、忙しくも退屈な日々を送る旅ねこですが、感染学的視点と歴史学的視点という違った視点から語られる今回の新型コロナウイルスについての書籍や寄稿文を読むのは中々面白いなと思いました。

学生時代以上に、ここ最近は智の研鑽を深めることが出来、たまにはこんな環境も悪くないなと思っていますが、そろそろ後1月もすると飽きてきそうです。

後、、一つだけ気になっていることがありますが、最近海外からの帰国者に対するヘイトコメントが出始めている点です。

新型コロナウイルスが怖いのは皆同じです。「海外に出たのは自己責任だから」とか「他人に感染させるリスクを分かっていて戻ってこないで」とか、書かれていますが、個々に事情もあれば予見の甘さで海外に出てしまった場合もあるでしょう。

只、このウイルスは無症状の感染者も多数いるわけですし、自分自身が感染者である場合もあります。厳格に一人で過ごして一切外に出ていない人など殆どいない訳で、感染していることが分かっていながら外に出て他人に移そうとしているわけでもない人を自らを省みず攻撃するような差別的なコメントが多数みられることを私は非常に憂慮しています。

海外に留まるのが感染リスクを抑えられるとしても、感染した場合のリスクを考えれば日本人が日本へ戻ろうとするのは当然の事ですし、それを掣肘する権利など誰にもありません。

海外から帰国する場合、現在は公共交通機関を利用せずに自宅やホテルへ戻って自主隔離を2週間する必要がありますので、この規則に沿って行動する人に対してまで慣れない海外での滞在を執拗に強要するような事は差別でしかないと私は思います。

 

得体のしれないウイルスに対する恐怖にかられて他人へ過剰な攻撃をすることは、結果として国内にいる人も含めて自分が感染しているかもしれないと思った際にも、周囲の人間からウイルスをばらまいた不注意な人間として忌み嫌われて誹謗中傷されると考えて、重症化しない限り医療機関を受診しないようになってしまいますし、そうなれば益々感染者が増えていくことになりかねません。

中世ヨーロッパでも、黒死病で人々は疑心暗鬼になった結果、魔女狩りが多くの地域で行われて多くの罪もない人が殺されることになりました。

病で死ぬならまだしも、人が人を疑って自殺者が出たりするような世の中に私はしたくありません。

体と、そして心を鍛えて早くこの脅威を取り除く事を願い、収束後へ向けて最後はこのブログのキャッチで締めたいと思います。

さあ、旅に出よう、心の赴くままに!

 

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